お見合い de ニューライフ | 日記 | 両親が他界し天涯孤独になったら


2017/05/20
両親が他界し天涯孤独になったら


こんにちは~良い天気ですね~というより暑い…でも夏が大好きな私は嬉しい限りです(^O^)   さて、何年か前にちょろっと書きましたが、私が将来絶対に結婚すると決意したのは祖母が他界した高校三年の時です。その時のお通夜お葬式で祖母の子供、つまり私の伯母二人が人目をはばからずにわんわん大泣きしたのです。二人は独身で50歳前後でした。 既に祖父は他界していたので二人は天涯孤独となったのです。他の結婚していた兄弟も泣いてはいましたが伴侶がいたり子供がいたりで少なからず支えられていたのか二人ほど悲しい顔は見せませんでした。 その光景が今でもはっきりと思い出されるほど当時の私には衝撃的でした。天涯孤独に陥る恐怖を目の当たりにしたのです。その時思いました。嫌いな人でも良いから絶対に結婚しなきゃ、と。こんな悲しみや不安を抱くのなら結婚した苦労の方がよっぽど良いと。それ以降交際した人とは必ず結婚を意識していました。   両親との関係や距離感にもよりますが、少なからず自分が想像している以上に気づかなかった感情が何かしら芽生えるのではないかと思います。 ちょっと視点は違いますが、結婚して安心させてあげればよかったと後悔もするかもしれません。孫を抱かせてやればよかったと思うかもしれません。でもそれより何よりも親が生きているというだけで得られていた心の安定が崩壊することでしょう。実家が無くなるということ、家は無くならなくても帰る場所を失うということ、兄弟姉妹が楽しそうに暮らしている中自分だけ疎外感孤独感を抱くということ、天涯孤独の恐怖が時折押し寄せてくること、これらを踏まえても独身を貫きたいなら良いと思います。 でも一度で良いから両親が他界した後の自分の世界を想像してみてください。死に際にどんな状況が待っているのか病に倒れた時にどうなるのか、ここを深く考えたときに本当の自分の心がわかるのではないかと思います。

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